驚愕!の民宿宿泊記録

飯田での二泊目の宿舎。O君が「りんごんの通りに近い」ということでアテンドしてくれました。そして「心して行くように・・」とも。宿泊料金は3500円、+朝食500円+消費税5%の4200円。(東横インでもこの値段設定はあるなあ)

人間長くやってるので少々のことでは動揺しない私ですが、さすがに今回は強烈な衝撃が。宿泊したメンバーもかなり印象が強かったので帰りの道中でも話題はそればっかり・・・。私はクレーマーではありませんがこれは記録しておく価値があると決心しました。

その民宿とは、アルファベットの頭文字で言うとおしまいから数えて4番目、ひらかなの五十音で言うとおしまいから数えて3番目から始まる漢字二文字の宿。

公演を終えて一息してナビを頼りに狭い路地を入り到着したのは午後6時30分頃。民宿経営者の全く業態の違う店舗が受付。夕立のあとの小雨の中チェックイン。といっても外で濡れながら・・。はじめに言われたのが支払方法と、キャンセル料の発生の件、そして2歳の子どもの料金のこと・・・・徹底しているなあ!



当日発生した子ども料金。二歳児。母親の布団で寝るのでこれまで料金は取られたことがなかった。(もちろん一泊目の湯〜眠でも)
そして、交通事故でキャンセルになったOさんの分。前日までにFAXを入れていたのだがキャンセル料発生(前日宿泊した「湯〜眠」では発生していない)。サイトを見ると宿泊料金の30%とあったが、どうにも計算が合わない。特殊な計算式があるのだろう何ともアカデミック!






玄関(らしきもの)入るとそこは3階??
さてさて、指定された部屋に入ると・・・・

「なんじゃこりゃ〜!!」
赤カーペットの多角形の部屋。17インチくらいのテレビと茶器のセット、なぜかポットはない。(洗面所にあるのをのちほど発見)
その赤カーペット。何やら白い点々が老眼にまばらに見える。床に近づいて見るとそれがなんと細かいゴミ。布団は敷いてあるが、その前に掃除機をかけた形跡がない。

エアコンはついていたが90分100円のコイン式。起動時にルーバーがうるさい。冷蔵庫は無く、洗面所に5時間100円のコイン式冷蔵庫があった・・・。
ここまでくるとあっぱれ!!

 

無線LAN完備とあったのでメールチェックをしようと思いipodを取り出す。張り紙を見るとWEP128bit。26ケタのパスを入れなければならない。セキュリティは固い。でも検索をかけてもステーションを表示しない??? PCを出しても同じ。電波が弱いのか?これまで無線LAN設備のあるホテルでは接続に失敗することはなかったので安心していたが甘かった・・。結局メールチェックはせず。



なんだかやたら張り紙の多い民宿の中
   視覚支援が有効に生かされているなあ・・・










夕食に出る前にお風呂の場所をチェックしておこうと張り紙にあった一階に行くとそこは食堂。お客さんが食事をしておられた。でもお風呂は見当たらず。そこで厨房におられた女将さんらしき人に聞くと、厨房横の扉を指さす。どうもそこが浴室らしい。
「何人入れますか
?」と聞くと「今入ってるから・・」「何人ですか?」「二人」どうも二名用の浴槽らしい。男女別ではなくて、空いた時に入れ替わるシステムのようだ。うーん。合理的だ。
高校生のAさん「信じられない!」結局今晩は入浴せずにがまん。明朝、温泉に行くことで衆議一致。

外で食事を済ませて、近くのコンビニでビールを買い。しばしメンバーと談笑するとあとは寝るだけ。横になると、今度はカーペットに黒い塊が見える。メガネをかけ直して良く見るとそれは髪の毛の塊だった。なんとなく身体がかゆくなってきた。
この民宿のサイトに「家庭的な雰囲気の宿です」とある。確かに、掃除の行き届いていない我が家と同じで家庭的だ!

 

もうこうなったら明日の温泉を期待して寝るしかない。ぐっすり寝て早く朝が来るのを待とう・・・・と天井の蛍光灯の紐式スイッチを引っ張ると、ありゃりゃ真っ暗に。あわてて手探りでもう一度引っ張る。どうも常夜灯のランプが切れているようだ。
寝ぼけるくせのある私。非常時に逃げ場所が分からなくなると困ると思い、節電が言われている世相に逆行してつけっぱなしで寝た。ふと気になり非常時の逃げ場所を確認のために起き上がり先ず窓を開けると、そこは3階だけに地上ははるか下。避難ばしごはないがなぜか梯子が一階に立てかけてある。でもここからは届かずどうしようもない・・・。けっきょく玄関(らしきもの)から逃げるのか。消火器はあったが、平成15年もので8年経っている。きっと熟成されていい味を醸し出すだろうなあ・・・・


0時ごろ目覚める。隣のI君の部屋から話し声が聞こえる。彼も騒いでいるわけではなく久しぶりの仲間と話をしているだけ。でも壁が薄いせいか話の内容が聞き取れるほど。わざわざ隣にいかなくてもコミュニケーションがとれる親切な作り。

しかたなくipodでヒーリングミュージック「ガイア」をイヤホンで聞きながら眠ることに。

この宿は「楽天トラベル」でO君が手配してくれた。
帰ってこの宿の口コミを見ると意外な事実が!!
口コミの内容が100件以上あって、ざっと見ると好評価ばっかし。おおっ!
影絵の評価でも一定数あると好評価ばかりではない。想像だが何かカラクリがあるのではなかろうか?

あれこれ調べているとこんなサイトがあった。
http://roudoushow.blog97.fc2.com/blog-entry-35.html

また、「YHOO知恵袋」の中にも・・・クリック

そうだったのか!

何はともあれ、ここまでの体験はなかなかできないので
宿泊したメンバー一同感激することしきり。きっとこれらメンバーが集まると語り草となるだろうなあ。