セロ弾きのゴーシュメイキング

11月10日(土)
「ゴーシュ」3回目の公演。
前回の反省をもとに手直しをいくつか・・。
タヌキの踊りで、登場のタヌキを増やした。大成功!。子ども達は喜んで
一緒に身振りをしたり、画面をさして笑っている子ら・・・。
人形の動きも良くなって、子どもたちをひきつける。
猫の「インドのとらがり」場面で笑いがとれたのは意外だった。
(それだけ人形の動きが良かった)
ストロボマシンを購入し、この場面で使う予定だったが
あまりに刺激がつよいので「オクラ入り」。残念。

このサイトの管理者はこの間風邪で仕込みと本番しか
参加せず。音響もうまく進行したのかな・・・(わからず)
でも、今年最後の公演。子どもたちの反応が良くて、
「良き終わり」でした。

10月27日(土)
「セロ弾きのゴーシュ」初演の日です。
十分に作品が完成しないまま、スケジュールだけが先行しての初演です。
プロではないけれど、観にきてくれる人たちにとっては「その時」が完成した状態で
あるのが当然なのですが・・。
とはいえ、プロの劇団の初演を観たことがありますが、ひどいものもありました。
(それでわれらが許されるわけではありませんが)

2回の公演で、やっぱり2回目の方ができがよかったということは
「練習不足」。回数を重ねるたびにわれらの集団は洗練されていくのですが
致命的なのは、「時間がとれない(練習の)」ということ。

不十分なできであっても「よかったよ」なんていう感想を聞くと
複雑な思いに駆られてしまいます。

賢治の作品は初めてであり、
それを表現していくことはほんとうに難しいわけですが
やっぱり、公演の観客の反応を客席側からみていると
これまでと違うことがはっきりしています。

ストーリーを追求しながらも観客をひきつけることの難しさを
実感しました。演出も変えていくプランが出ています。
さて、どうなっていくか?

10月22日(月)
本番前最後の練習となりました。
完パケ(音源の)も昨日一日かけてなんとか・・。
動物とゴーシュのからみもアドリブたっぷりで面白い。
でも、照明効果がどうしても回数不足ということもあって
うまく進行しません。(あたりまえか・・)
今回は最後の場面で新しい効果を使います。
初の試みです。さてどんな効果か?

10月18日(木)
本番まであと2回の練習となりました。
ぎりぎりのスタッフ、キャストが集まって練習開始。
ゴーシュと絡む動物の動きがだんだんできあがってきています。
あたらしい、スクリーンを張ってしました。
きれいな色が出るのですが、OHPの光源の違いから
もう一台OHPを買うことに・・・。
大きな出費!

10月03日(水)
ひさびさに大勢のメンバーが集まりました。
前半は8日公演へ向けての「たつの子太郎」の練習。
後半に、「ゴーシュ」の2回目の動きをしてみました。
人形はまだ十分ではないけれど、イメージはだいぶ膨らんできました。
準備の時、機械警備の部屋を誤って開けてしまい、
警察やセコムのパトがやってくるハプニングも・・・・。
みなさんお疲れ気味。

9月26日(水)
やっと人形を動かす練習ができました。
集まったメンバーは5名。とてもフルの動きは作れずに、
今日はなんとか全体のイメージをつかむことに・・・。
前半は人形つくりもしていたので、一回だけで終わりました。
編集した音源も、聞きなおしてみるとかなり難あり。



9月24日(月)
仕事は3連休。しっかり休みたいとこですが。完パケの音源つくり。
これがなかなか大変な作業なのです。どんなことをするかといえば・・、
8トラックのマルチレコーダーに(ADATというマシンを使っています)
・1、2トラックにセリフを入れる。この時に間(ま)をストップウォッチ片手に入れていきます。
・3、4トラックにBGMを入れる。(1、2トラックのセリフをモニターしながら)
・5、6トラックにSE(効果音)を入れる。(他のトラックをモニターしながらタイミングをあわせて)
・7、8トラックは予備として、SEやBGMに使います。(ほとんど使っています)
数千ピースのジグソーパズルをするようなもんで、結構時間がかかります。
5分くらい進むのに半日かかることもあります。(タイミングがあわなくて)
そして全部のトラックに録音できたら、今度はミックスダウンをします。
ミキサーのフェーダーは12本。手は二本しかないわけでなかなかうまくいきません。
とりあえずの、仮編集ができあがったというところです。
なんとか練習には間に合った。ハードディスク録音のマルチトラックレコーダーがあれば
もっと合理的に作業ができるかなあ・・・・と思っていますが・・・。


9月19日(水)
人形が出来上がって、とりあえずセリフにあわせて動かし、
セリフの間合いをチェックする予定でした。でもでも、「人形が完成してない!」
それで、本日の練習は「人形つくり」。そのかたわら、台本を見ながらセリフの間合いを
イメージして書き込んでいきました。それをもとに今週、音源の編集作業です。(完パケつくり)
でも、実際に動かしてないので(人形を)不安です。

 


9月16日(日)
「音源」の編集もお尻に火がついてきました。
とりあえず次週に練習があるので、セリフだけでも・・。
ごちゃごちゃにとったセリフをとりあえず順番どおりにつなぎました。
そしてBGMとSE(効果音)の作製に。
「WAVEFX」というパソコンソフトがあり、これがなんとも便利。
CDやMDに録音したものをPCに取り込んで、それを
波形を見ながら編集。昔では考えられなかった。
素材つくりに半日。
次週にマルチ録音、編集の予定。

 音源を編集していく機器です。(この仕事の間部屋が狭い)


  MY PC いちおうギガマシンですが調子はイマイチ。


9月13日(木)
野田川町のワークパルで、劇団「樫の木」の公演を観に。
「百万回生きた猫」 照明効果や人形の動きはさすが。
終演後頼み込んで舞台裏を見学させてもらう。
光源はOHPはほとんど使わず、地明かりにはハロゲン(かな?)を数基。
そして背景はかなりでかいスライドプロジェクター。そしてイフェクトマシン。
なるほどなるほど・・。とても参考になった。
快く見せてくださった「樫の木」のスタッフさん、ありがとう。


9月12日(水)
先週に引き続いて人形つくり。
昨日のアメリカの「同時多発テロ」の話題が中心。
とりあえず大まかな人形の外形はできたけど、組み立てはこれから。



9月06日(木)
夏休み中にかなり製作が遅れました。
言い訳は・・製作メンバーがどうにも忙しく時間が取れなかったのが原因です。
人形、美術、音源の編集。どれも今日まで手付かずの状態。
そこで、「とりあえず人形を作ろう」ということで集まりました。

スクリーンの大きさをイメージして、ラフスケッチ。そして切り抜いていきます。
まだまだ細かいアクション部分には至らず、次週も・・・。
音響も、そろそろ動き出さねば・・・・。

7月22日(日)
セリフ録音。セミの音に悩まされシャッターを閉めて。
エアコンの音を拾うためエアコンオフ。
汗まみれの録音。

  



7月7日(土)
第一回読み合わせ。脚色について様々な意見。
賢治の世界と影絵の観客(子ども達)の受け止めのすり合わせ。
脚色者「*****」
セロをどう影絵で表現するか?
人形制作者「△△△△」

6月5日(火)
脚色担当より第1稿の脚本が配布される。演出上の説明を受ける。
人形製作担当「・・・・・・」
音響製作担当「!!!!!」