福井県大野市「大野市民学校」公演記録 2006.11.11


今年2回目の「遠征」です。福井県大野市教育委員会主催の「大野市民学校」
連続講座のひとつとしての公演。この丹後地方からは高速道を利用しておよそ4時間。
前夜に機材の積み込みをして、4台の車が宮津を午前7時に出発しました。
上演は「はらぺこあおむし」「てぶくろを買いに」そして「杜子春」

前夜機材の点検と積み込み。練習場の玄関に並べると大量の機材。これを「電気屋さん」がマジックのように一台の車に積み込んでしまう。
会場の「まなびの里めいりん」小学校と公民館と生涯学習センターの3種が「同居」の複合施設。9月に本格オープンしたとかでまだ工事中の部分も。公演したホールは小学校の講堂でもあり設備もすごい。メンバーの小学校の教員も「!!」
杜子春人形の点検。一人で何体もの人形を扱うので事前に点検が必要。
「てぶくろを買いに」の母キツネ人形。あちこちに修理のあとが・・・。
いちばんアクションが複雑な子ギツネ人形。
キツネの前足が人間の手に変わったり、てぶ
くろになったり。操作はほとんどの指を使います。
人形の調整と平行して照明のあわせ。
PCプロジェクターの使用で投影距離が
10メートル必要になり客席前列にスク
リーンを設置。照明操作はステージ上。
「今回「はらぺこあおむし」では舞台裏の
様子を同じスクリーン上に投影。子ども達
が人形操作をしている様子を同時にスクリー
ン上に映し出しました。
楽しんで、けど一生懸命操作しています。
見よ、この真剣な表情!
OHPの操作を興味深げに見ています。
チョウを操作してくれた子。紐がからまって
うまく羽が開かずハプニング。でも最後に
舞うことができて安心の表情。
途中の休憩時間に舞台裏を公開しました
(初の試みです)。リアルな舞台裏を見て
どんな感想が持てたか・・・聞いてみたいな。
スクリーンに自分の影を映して大喜び。
大人も手でキツネやチョウを作って遊ん
でいました。
普段はあまり上がることのないステージ
の上にも上がって・・・。

予想を上回る入場者でびっくり(当初は50名くらいと聞いていた)。いろんな年齢層のお客さん。
小さい子ども達には「杜子春」の地獄の場面などは怖かった様で泣き声も聞こえました。
でもストーリーに反応してのつぶやきも聞こえたりして・・・よく観てくれたと思います。
お世話してくださった教育委員会の方々ありがとうございました。遠路でかけていった甲斐がありました。
公演後、地元の方の紹介で行った蕎麦屋さん。名物の「おろしそば」うまかった!。