飯田人形劇フェスタ参加記録 2003.08.08〜08.10


念願の「飯田人形劇フェスタ」に参加してきました。
フェスタの存在自体は以前から知っていたものの、なかなか「参加!」という
決断に踏み切れなくて・・・。でも本年は「いけそうだ!」ということで申し込み。
作品はもちろん「竜の子太郎」。

8月8日は台風10号が日本列島に接近中。九州では大きな被害が出ていました。
そんな中天候を気遣いながら先発10名が3台の車に分乗して午後宮津を出発。
舞鶴若狭道、北陸道、名神道、中央道を経由して飯田に到着は午後7時を回っていました。
機材を満載したスタッフのO君の車は後発。仕事を終えて9日の早朝に出発の予定。
先発隊も台風情報を見て宿で不安に・・。
男性3名の部屋では朝4時ごろみんなが目を覚まし・・
「もう宮津を出たかなあ・・」「電話をしてみよか・・・」「風が強いだろうしもちょっと・・」
再び床につき、7時前O君の携帯に連絡するとなんと!!
「今、中央道でまもなく到着」「!!!!!」
結局、夜中の0時ごろ出発、強風と雨の中、風にあおられてふらふらする大型トラックの間を
すり抜けて無事到着。全員「ほっ」。

暴風をついて、到着のO号。



午前中は台風の影響さほどなし。でも雨は降り続く・・・。

仕込みもずいぶん手慣れて早く・・ みんなの動きもバッチリ!

 スクリーンもはやく立ち上がりました。


照明の合わせもいつもよりていねいに・・
初めての効果「波マシン」も使ってみました。


開場直後。4人の入場者。「今回は最小人数
更新か・・」「いや台風だから多いよ・・」
開場10分後。それでもちらほら。まだすきま
はいっぱい。
開場15分後。「えーっ!!」続々入場者が続く。
「すごいやん!!」
開演10分前で100名を突破。受付でカウンター
片手のボランティア。再度会場でカウントしなお
していました。
なんと開演時には150名を突破。会場整理も
必要でした。

さて本番

この竜丘だけでなく、名古屋からも来てくれた
子どもたちもいました。もっとほかからも来てく
れてただろうね。(全員にきけなかった)
「はらぺこ青虫」の音楽で踊りだしてしまった女の子。
思わず見とれてしまった・・。
一生懸命観てくれてます。帽子のおじさんは「演劇人」の雰囲気。
「はらぺこあおむし」の操作を体験してもらいました。
「たつのこ太郎」相撲の場面で、すっくと立ち上がり
微動だにせずしんけんに画面を見てくれていた男の
子。


最後にみんなで舞台前に・・・
 人形見せて!

初めての遠征でした。アンケートを読むとおおむね好評でした。
中には「演劇人」の方や、目の肥えた一般の方の辛口の感想も
あり、気持ちを新たに・・。このフェスタに参加できるだけの作品が
次に作れるだろうか・・・

さて、本番終了後。あまり時間はなかったのですが「打ち上げ」と
他団体の公演をひとつだけ見ることができました。
台風も通り過ぎ、市内では「飯田りんごん」という大きなお祭りが・・

さて、打ち上げ。いろんなお店を満席で断られ、最後に
見つけたこの「檜」という蕎麦屋さん。いい雰囲気で落ち
着いて食事ができた。店の外では「りんごん」のお囃子が
聞こえる。この秋結婚のメンバーK嬢の「うちあけ話」も。
「飯田りんごん」2時間ほど、一万人以上の人たちが「連」
を作って踊りまくる。
小学校のクラスの「連」。そろいの服装で楽しんで踊って
いた。
これは保育園の「連」。小さい子どももリズムに合わせて
フェスタの参加者か?ダイナミックな振りで・・
かぶりものをつけた踊り手も登場・・

最終日(10日)は、午前中だけ観光。「伊那谷道中」というテーマパーク
に行ってきました。台風一過でお天気もよく夏の日差しが・・・

入り口で記念撮影
「尺八工房」でのメンバー。もともと関心の高い二人。職人さんとしっかり意気投合。笛をプレゼントしてもらっていました。
この工房の主。いろいろ教えてくれた。


できたら来年もツアーを組んで行って見たいなあ・・・
そして他の劇団の作品もたくさんみたいなあ・・・